ローソク、松明、LEDなどで棚田の畔をライトアップするイベントを行う棚田が全国に広がっています
房総半島の南部、千葉県最高峰の愛宕 (あたご)山の麓にある大山千枚田は、都心から東京湾アクアラインを使えば2時間弱で行ける「東京から一番近い棚田」とし…
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石積み棚田の坂折は、名古屋城の石垣を築いた土木集団「黒鍬」によるものと伝えられています。石垣の中には鳥居のように石を組んだ暗渠があります。暗渠は「…
西条市は瀬戸内海に面し、四国最高峰の石鎚山の麓にあります。豊かな伏流水に恵まれ、随所にうちぬき(自噴水)が見られる水の都です。その西条市の南部、平…
熊本県南部を流れる水俣川の流域をすっぽり包むように位置するのが水俣市です。不知火海に面し海の幸、山の幸に恵まれた土地でもあります。寒川の棚田は、水…
蘭島の棚田は、和歌山県中部、有田川の蛇行によってつくられた巾着袋のような地形の上にひらかれた棚田で、全国的に見ても珍しい形をしています。起源は江戸…
熊野古道「通り峠」より絶景を望む丸山千枚田は、名実と共に1000枚を超える棚田です。2240枚(慶長6年の資料)あった田も、人口減少と減反政策により激減して…
眼下に駿河湾を一望でき、晴れた日には富士山や南アルプスを望むことができる石部は、名前の通り石の産出が多く、石信仰が残る(石の上で火を焚たく神事)地…
ブッポーソー(仏法僧)と鳴くフクロウ「コノハズク」が生息する鳳来寺山や長篠設楽原の古戦場など自然と歴史豊かな地域にある四谷の千枚田は、高低差約200m…
輪島市街地から11㎞、曽々木海岸に向かう国道249号線沿いにある棚田。「一枚足りないと思ったら蓑<みの>の下に隠れていた」といわれるほど小さな田んぼが重…
上田市殿城<とのしろ>地区にある稲倉の棚田は、畦に組み込まれた横穴式古墳が14ヵ所あり、その起源は6~7世紀ごろだと推測されています(崩落や圃場整備…
番所という地名は、この地に街道筋で通行人の出入りや荷物を調べた『御番所』跡があったことに由来します。 高低差80mの急斜面にある約200枚の石積みの…
長崎県の小さな島の一つ福島にあるのが土谷棚田。明治から昭和初期にかけて山の斜面を開墾されました。高さ5メートル前後の石垣で形成され、美しい曲線を描…
茶堂と伝統行事を守り続ける棚田、堂の坂は細い谷筋にほぼ一列に並び、上に行くほど傾斜が急になっています。下から見上げる景色と上から見下ろす景色は稲の…
貝ノ川棚田がある津野町は、坂本龍馬脱藩の道・梼原街道があり四万十川の源流点があることで知られています。新荘川は、絶滅したニホンカワウソが最後に目撃…
京都市の市街地から見て北西に位置する奥座敷・嵯峨。その標高400~450mほどの範囲に約800の棚田が広がります。嵯峨越畑と嵯峨樒原(しきみがはら)の2つの…