阿武町は山口県北部の日本海に面しており、山腹に広がる木与の棚田は、元は山腹に挟ワイな畑が広がる段々畑であったが、江戸時代の伊能忠敬による全国測量の際、水路等の測量と設計が行われ、明治時代に河川から約2㎞の水路を引き豊かな棚田に変貌しました。その後、平成9年度に国営圃場整備工事により、効率的な営農が可能となりました。この棚田で収穫されるお米、「木与なぎさ米」は日本海からの潮風により、ミネラルたっぷりのブランド米として販売しています。棚田は日本海沿いに走る国道からも見上げることができ、棚田から見下ろす日本海は素晴らしい景観であり、「やまぐちの棚田20選」にも選定されています。また、道の駅阿武町に隣接したキャンプ場の、体験プログラムのメニューとして木与の棚田での農村交流体験を開設しています。
基本情報
所在地 | 山口県阿武町木与寺尾 |
枚数 | 32枚 |
耕作面積 | 5ha |
耕作率 | 100% |
標高範囲 | 5~ 70m |
平均勾配 | 1/8 |
法面の構造 | 土坡 |
開発起源 | 明治時代 |
水源 | 河川 |
選定 | つなぐ棚田遺産、やまぐちの棚田20選 |
保存会 | 有(農)木与なぎさファーム |
棚田オーナー制度 | 無 |
駐車場 | 無 |
お手洗 | 無 |
アクセス
↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!公共交通 | JR山陰本線・木与駅前から徒歩20分 |
自動車 | 中国道「美祢東IC」から国道191号経由で1時間30分 |
お問合せ
阿武町農林水産課 tel : 08388-2-3114