保全団体がある棚田
1991年に高知県梼原町神在地区の「千枚田ふるさと会」や1993年に三重県紀和町(現熊野市)丸山千枚田保存会など、主に棚田オーナー制度の運営団体として、地域の棚田保全団体が活躍するようになりました。また、2000年以降は中山間地直接支払制度の補助金がきっかけとなっての設立が盛んになりました。現在推定80団体の保存会が、さまざまな形態で活動しています。また、2003年の千葉県鴨川市大山千枚田保存会のNPO法人化を皮切りに、現在8団体程度の保存会がNPO法人として活動を行っています。