田頃家の棚田は日本の棚田百選に選定されていますが、現在は残念ながらその面影を見ることはできません。かつては焼岳を望む周辺の山々と調和した美しい石積…
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飛騨の小京都、ミシュランガイドで三ツ星を得た高山市の中心街から東へ10㎞ほど。乗鞍岳に連なる標高700mの山あいに滝町の棚田があります。水田50枚と小規模…
熊野古道「通り峠」展望台から見下ろす丸山千枚田は、1000枚を超える国内最大規模の棚田であり、その景観は中国雲南省の棚田を連想させてくれる見事な景観の…
眼下に駿河湾を一望でき、晴れた日には富士山や南アルプスを望むことができる石部は、名前の通り石の産出が多く、石信仰が残る(石の上で火を焚たく神事)地…
ブッポーソー(仏法僧)と鳴くフクロウ「コノハズク」が生息する鳳来寺山や長篠設楽原の古戦場など自然と歴史豊かな地域にある四谷の千枚田は、高低差約200m…
貝原は、約300年前にひらかれた森に囲まれた棚田です。一つ一つの田んぼは等高線に沿って作られていて、段差は小さく細長く広がっています。法面は石積みで、…
坂本は、小さな盆地状の地形に棚田があり、そのほぼ中央に集落がある珍しい里村です。また石積みにも特徴があり、大きな石は下に、小さな石は上に積み上げ、…
田んぼがゆったりと流れるように畝って下だる上代田は、花崗岩を切り出して丹念に積み上げた比較的大きめの棚田です。周囲を杉山に囲まれた小さな盆地にあり…
深野のだんだん田は、地元では石ボタとか石ホタと呼ばれています。石を横にして並べる布積み(平積み)、斜めにした石を段ごとに方向を変える谷積み、規則性…
種蔵は、棚田の中に「板倉」と呼ばれる落ち着いた色の板壁で囲まれた小さな蔵が点在しています。家は火事になっても食料や種を守るためと言われています。集…
棚田の起源は平安時代ともいわれる久留女木は、戦国時代に井伊直虎の祖父・曽祖父の庇護のもと開墾が進められたといわれ、現在も井伊家家臣の末裔が棚田を耕…
農地の半分を茶畑で占める大栗安の棚田は、稲の緑や黄金色と茶木の緑の濃淡が季節により彩りを変える美しい山里です。平均勾配3分の1という、百選の中でも数…
上倉沢の棚田は中世の荘園として今川、斯波、徳川、武田、本多諸氏の庇護下にあった牧之原台地に400年前に開田されました。故からか千枚田の呼び名も独特で「…