農林水産省が棚田地域を盛り上げ、棚田の保全に繋げる第一歩として、平成30年秋に作成した棚田カード。
JR篠ノ井線の姨捨駅を下車して5分ほど歩くと、冠着<かむりき>山や三峰山を背に、眼下の千曲<ちくま>川や善光寺平と呼ばれる広大な盆地を望んで広がる…
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新潟県西部の頚城<くびき>地方は日本一の棚田地帯。なかでも十日町市は棚田の面積が5000ha近くあり、上越市と並ぶ棚田の多い市町村です。十日町市松代<ま…
飯田市は南信州の小京都といわれる地。棚田は市街地から南へ15kmほど行った、伊那谷を刻む天竜川の東側、伊那山中の千代芋平<ちよいもだいら>にあります。…
上田市にある稲倉の棚田は、里山の谷間に寄り添うよう穏やかに連なる棚田で、麓に広がる上田市街と眼前にそびえる美ヶ原高原、その果てに北アルプス連峰を一…
白馬村の北東端、姫川の支流となる青鬼沢に沿った急坂を上ると青鬼集落です。集落の民家15戸のうち14戸が伝統的家屋で、2000年に文化庁の「重要伝統的建造物…
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」(詩歩著、三才ブックス)で紹介された玄海国定公園内にある棚田です。4月末から5月上旬にかけて、小さな入江に沈む夕陽…
北庄の棚田は、88haに2700枚の田んぼがあり、百選の中でも最大級の面積を誇っています。広大な棚田は3か所の谷ごとに分布し、中でも西ノ谷地区の景観が優れて…
山都町緑川の左岸にあるのが菅の棚田です。通潤橋からは北西7.5mの菅台地にあり、小さな谷である「迫(さこ)」にひらかれていることから、棚田百選では…
阿蘇外輪山に連なる山中にある峰の棚田は、海抜350~400mに約450枚、約28haにわたり拓かれていいます。法面は一見石積かと思わせる角度だが、土坡…
産山村は、その昔「健盤龍命」(たつのいわたつのみこ)の御嫡孫の生誕地と伝えられ、命を山に見立て「産山」と名付けられた地と言われています。九重連山地…
全国でも希有な場所である「樫原地区」は江戸時代の姿をそのまま残す山里です。1686年の農地面積記録と1815年の実測絵図により、江戸時代の田畑、道、水路や…
有田焼の産地として知られる地域の棚田で、有田川に沿う西側の国見山系に位置します。岳は国見山系の中腹斜面にわたって家屋が散在する集落で、棚田は更に高…
茶堂と伝統行事を守り続ける棚田、堂の坂は細い谷筋にほぼ一列に並び、上に行くほど傾斜が急になっています。下から見上げる景色と上から見下ろす景色は稲の…
奥内の棚田は、奥内川の流域に形成された4つの集落(下組、本谷、榎谷、遊鶴羽)の棚田の総称です。集落には平家の落人伝説も伝わっています。地形条件に従っ…
新潟県内では頸城<くびき>地方以外で唯一選ばれている「日本の棚田百選」地。田んぼは北五百川集落の東と西の谷に分かれていますが、面積の狭い西の谷の方…