大分県の北西端に位置する羽高集落は、山国町東部、山国川支流田野尾川の上流域にあり、台・岩伏などとともに奥谷とも呼ばれ、各所にある奇石や絶壁からなる山容が、山水画を見るような風景をつくり出しています。この風景を江戸後期の儒者、頼山陽が愛で、耶馬渓と詠じてから、その呼称が広まったといいます。棚田は京岩・鷲岩やハサミ岩などの奇石からなる東西の耶馬渓に挟まれた野尾川の河谷斜面にひらかれています。棚田百選に認定された5ha、約70枚の棚田は、羽高・台・岩伏と3つの集落の棚田をまとめたもので、それぞれ傾斜が異なり、羽高が5分の1、台が10分の1、岩伏が8分の1といずれも急傾斜の石積の棚田です。用水はブナの原生林がある中摩奥殿畑山を水源とする田野尾川から引水されています。 TANADAS掲載地
特産品
梨(道の駅「やまくに」で扱っている)
周辺スポット
魔林峡渓谷、石橋「念仏橋」
温泉・宿泊
なかま温泉。宿泊は「やすらぎの郷」「旅館三交軒」など多数あり
基本情報
所在地 | 大分県中津市山国町中津 |
枚数 | 約50枚 |
耕作面積 | 約5ha |
耕作率 | 50% |
標高範囲 | 400 ~ 450m |
平均勾配 | 急 |
法面の構造 | 石積み |
開発起源 | 江戸時代 |
水源 | 河川水(田野尾川) |
選定 | 棚田百選 |
保全団体 | 無 |
棚田オーナー制度 | 無 |
駐車場 | 無 |
お手洗 | 無 |
アクセス
↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!公共交通 | バス便等なし |
自動車 | 東九州自動車道中津ICから中津市山国支所を目指す。支所から棚田まで7㎞ |
お問合せ
—