世界文化遺産・平泉で有名な一関市の東部、舞川地区唐ノ子(とうのこ)という小さな集落に金山棚田があります。北上川に流入する番台川の支流沿い、その最上流部の一軒家・金山さんが所有する谷地田です。所有者の名前を冠した棚田は全国でも珍しく、江戸時代後期の開発といわれ面積は42aの小規模なものです。形は等高線型で、畦は優しい曲線を描き、棚田全体が一段と美しく見えます。家より上に約70枚、下に約30枚ありますが、現在耕作されているのは70枚。小さなものは畳2枚分で、大きなものでも長さ10m、幅3mほど。その大きさは、人が機械類を用いず自らの力のみでひらけるヒューマンスケールの広さです。今まで畝町(せまち)直しも行われず、棚田がひらかれた当時の姿がそのまま残され、金山夫妻が伝統的な手法で耕作を続けています。
TANADAS掲載地
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2021.03.26 棚田オーナー制度情報更新
棚田オーナー制度
会 費:20,000円/1区画(15㎡前後)
作業内容:田植え、草刈り、稲刈りなど
(参加は強制ではありません。参加できるタイミングでご参加ください。一度も参加できなくても大丈夫です。)
参加条件:なし
作業特典:田んぼにMy看板の設置、オリジナルトートバッグ、MY田んぼカード、米6.0kg、各種イベントへの参加割
募集サイト:https://kanayama-tanada-playfarm.com/
特産品
もち料理
周辺スポット
産直施設「あいあい」、世界遺産の平泉、日本百景の猊鼻渓、「空とぶだんご」で有名な厳美渓
温泉
JR一ノ関駅周辺にホテルが複数、農家民泊がある(いちのせき観光ナビ「一関市内の主な宿泊施設」)
「一関温泉郷」には5つの温泉施設がある
基本情報
所在地 | 岩手県一関市舞川字唐ノ子 |
枚数 | 100枚 |
耕作面積 | 0.42ha |
耕作率 | 70% |
標高範囲 | 215 ~ 236m |
平均勾配 | 1/5 |
法面の構造 | 土坡 |
開発起源 | 江戸時代後期 |
水源 | 溜め池 |
選定 | 無 |
保全団体 | いちのせきシェア農園 |
棚田オーナー制度 | 有 |
駐車場 | 有 |
お手洗 | 有 |
アクセス
↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!公共交通 | JR一ノ関駅前より摺沢駅行きバスに乗り、「土樋」バス停下車。「金山棚田入り口」の看板から徒歩20分 |
自動車 | 東北自動車道一関ICを降り、国道342号、県道14号、県道261号線経由で棚田まで約20分 |
お問合せ
playfarm
E-mail:playfarm.iwate@gmail.com