長野市の南西の端にある大岡地区(旧大岡村)は標高830~900mの高原地帯で、アルプス展望台として知られています。この地域では、慶師沖のほか、根越(ねごし)沖、原田沖の計3ヵ所が「日本の棚田百選」に選定されています。どれも起伏に富んだ山の中腹にあり、三つの棚田を回るにはかなりの時間を覚悟しなければなりません。慶師沖は県道12号線沿い、標高820m。圃場整備された長方形の棚田が整然と並び、左に白馬三山、正面は虫倉山の上に北信五岳を望むことができます。慶師沖から県道12号線を南西に、原田沖に行く途中にある芦ノ尻集落は、1998年の長野冬季オリンピックに登場して大岡村を一躍有名にした、藁わらで作られた巨大な道祖神の地です。1月には県の無形民俗文化財指定の「芦ノ尻の道祖神まつり」があり、前年の神様を燃やすどんど焼きが行われます。
TANADAS掲載地
基本情報
所在地 | 長野県長野市大岡甲 |
枚数 | 22枚 |
耕作面積 | 約2ha |
耕作率 | 80% |
標高範囲 | 800m |
平均勾配 | 1/14 |
法面の構造 | 土坡 |
開発起源 | 明治から昭和20年代 |
水源 | 河川 |
選定 | 棚田百選 |
保全団体 | 無 |
棚田オーナー制度 | 無 |
駐車場 | 無 |
お手洗 | 無 |
アクセス
↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!公共交通 | JR篠ノ井線聖高原駅よりタクシー利用で30分 |
自動車 | 長野自動車道麻績ICより県道12号経由で約17㎞ |
お問合せ
長野市大岡支所 026-266-2121