2005年に沼津市と合併する前は戸田村。400年以上前に現在の富士宮市北山地区からの移住者が開田したためこの名前になったそうです。まるで城壁のように堅固な石積みの棚田です。豊富な水源を活かした長い水路が、棚田のある集落まで引かれており、棚田と水路と民家が一体になった魅力的な景観を作りだしています。戸田から修善寺への古道の入口に位置していて、案内看板も設置され、棚田の一画には水車小屋(地元の言葉で“しょうずばったり”)が復元されています。また棚田の中には2体のサイの神(道祖神)の像がひっそりと祀られています。農家の多くは樒(しきみ)の栽培により生計を立てており、水田も転作が進んでいます。
TANADAS掲載地基本情報
所在地 | 静岡県沼津市戸田 |
枚数 | 12枚 |
耕作面積 | 1.2ha |
耕作率 | 100% |
標高範囲 | 150m~200m |
平均勾配 | 1/10 |
法面の構造 | 石積み |
開発起源 | 戦国時代~江戸時代 |
水源 | 河川 |
選定 | 日本の棚田百選、つなぐ棚田遺産 |
保全団体 | 無 |
棚田オーナー制度 | 無 |
駐車場 | 無 |
お手洗 | 無 |
アクセス
公共交通 | 修善寺駅前より東海バス「戸田行」(運行8本/日ほど)に乗車し、約40分のバス停「戸田新田」下車、徒歩7分 |
自動車 | 伊豆縦貫自動車道・修善寺ICより県道18号を西方向に進む、ICから17㎞ |
お問合せ
沼津市観光協会 TEL 055-964-1300