利根川と片品川の合流地点近くの小高い台地の棚田で、古墳時代の棚田発見で注目された棚田です。1988年のことです、国道17号のバイパス工事で過去に例を見ない発見がありました。何と現代の棚田の地下に古墳時代の水田(棚田)が発掘されたのです。棚田西側に位置する浅間山は1500年前(西暦550年)に大噴火し西風に乗った分厚い降灰で沼田地域は埋没してしまいました。埋もれた古墳時代の下川田は10数戸の竪穴住居、縄文土器、貝殻や籾と共に棚田状の小さな田んぼが数十枚発見されたのです。積もった降灰の表面も数百年もの長い年月を経ると草木の腐葉土などで数十㎝の沃土が形成され新たな棚田が古代の棚田の上に構築されるとは驚かされます。(「棚田に吹く風」116号より引用)
基本情報
所在地 | 群馬県沼田市 |
枚数 | 約60枚 |
耕作面積 | 約3ha |
耕作率 | 100% |
標高範囲 | 330m |
平均勾配 | —- |
法面の構造 | 土坡 |
開発起源 | 不明 |
水源 | 湧水、小川 |
選定 | 無 |
保存会 | 無 |
棚田オーナー制度 | 無 |
駐車場 | 無 |
お手洗 | 無 |
アクセス
↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!
公共交通 | 上越線・沼田駅前からタクシー利用で5分 |
自動車 | 関越自動車道・昭和ICより県道65号経由で5km |
お問合せ
沼田市農林課 tel : 0278-23-2111