輪島市街地から11㎞、曽々木海岸に向かう国道249号線沿いにある棚田。「一枚足りないと思ったら蓑<みの>の下に隠れていた」といわれるほど小さな田んぼが重なり、日本海の波打ち際まで迫る景観は、世界農業遺産「能登の里山里海」の象徴として年々注目を浴びています。
「日本農業の聖地」として、昔ながらの農法が現在も行われています。機械や農薬を使わないのはもちろん、近年は日本古来の「苗代田<なわしろだ>」を復活させ、実際に種籾から苗を育成する稲作に取り組んでいます。奥能登最高峰の高洲山から流れる野田川が水源で、江戸初期の天才土木技師である板谷兵四郎によって整備された谷山用水を利用しています。能登屈指の観光名所として観光客も多く、冬季にはイルミネーションイベント「あぜのきらめき」も開催されています。
TANADAS掲載地
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2021.05.28 投稿写真追加
棚田オーナー制度
会 費:
オーナー会員:20,000円/1個口(1年間)18㎡
トラスト会員:10,000円
企業会員:50,000円
作業内容:田起こし、畦塗り(4月)、田植え(5月)、草刈り(6~8月)、収穫祭(9月) ※自由参加の作業
参加条件:白米千枚田の保全にご理解いただける方
作業特典:オーナー:
10kg(玄米&白米)
トラスト:5kg
企業:20kg
※その他、地元山菜の加工品等
※作業時の食事提供あり(別徴)
白米千枚田
ライトアップ・イベント
毎年10月中旬~翌年3月中旬:「あぜのきらめき」(2万5千個以上の太陽光発電LEDを設置し毎晩棚田を浮かび上がらせる、イルミネーションイベント)
周辺スポット
朝市、輪島塗会館、キリコ会館、道の駅「千枚田ポケットパーク」(棚田米のおにぎりやお土産も購入できる)、揚浜式の塩田、平家ゆかりの名勝上時国家・時国家、窓岩など
宿泊・温泉
「ねぶた温泉」(車で10分)、市内では足湯もあり、宿泊施設多数 ⇒ 輪島市観光協会
基本情報
所在地 | 石川県輪島市白米町 |
枚数 | 1004枚 |
耕作面積 | 4ha |
耕作率 | 98% |
標高範囲 | 4~ 60m |
平均勾配 | 1/4 |
法面の構造 | 土坡 |
開発起源 | 最初期は16世紀頃。その後地滑りにより放棄された時期を経て明治期には現状に近い形に |
水源 | 野田川 |
選定 | 日本の棚田百選、名勝(国)、世界農業遺産 |
保全団体 | 【公財】白米千枚田景勝保存協議会、白米千枚田愛耕会など |
棚田オーナー制度 | 有 |
駐車場 | 有 |
お手洗 | 有 |
アクセス
↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!公共交通 | JR金沢駅から北陸鉄道バス輪島特急で「輪島駅前」バス停下車、町野線に乗り換え「白 米千枚田」バス停下車 |
自動車 | 能越自動車道能登空港ICから県道271号、1号線で輪島市内を経由し、国道249号線を珠洲方面へ |
お問合せ
輪島市産業部観光課:tel. 0768-23-1146
http://senmaida.wajima-kankou.jp
輪島市観光協会:tel. 0768-22-6588