北九州の霊峰英彦山の登山口にある棚田

竹(たけ)| 福岡県東峰村

霊峰英彦山に連なる釈迦ケ岳と大日岳の鞍部にある開直峠下の集落にあり、JR筑前岩屋駅から徒歩で行ける場所であるが、2017年の九州北部豪雨被害により現在も鉄道は復旧していません。棚田は宝珠山川に沿う県道の両側、標高280~420mの斜面に広がる。全体的には南東向きの斜面だが、3つの谷に分かれており、それぞれに棚田が入り込んでいる。その中で西側の宝珠山川本川の谷の棚田が最も数が多い。石積みの高さは1~2mのものが多いが、中には10mに近い石垣もあり積み重ねられた姿はとても美しい。反り返った石垣ではよじ登って草を取る大変な作業が伴いますが、この地道な手入れが見事な景観を今に残しています。ビューポイントは棚田交流館脇の展望台および岩屋公園の見晴らし岩で、下から見上げる景色とはまた違った雄大な景色に出会うことができます。平成29年7月の九州北部豪雨豪雨により東峰村は甚大な被害をうけ鉄道は不通となっていましたが、2023年鉄道線路を舗装しBRTと呼ばれる電気バスでの運行が開始されました。
TANADAS掲載地

|ページ更新情報|
2023.10.10 鉄道便の変更案内

特産品

小石原焼、高取焼、ゆず、しいたけ

周辺スポット

道の駅「小石原」、めがね橋(JR日田彦山線の筑前岩屋駅〜大行司駅)

基本情報

所在地 福岡県東峰村大字宝珠山
枚数 400枚
耕作面積 12ha
耕作率 80%
標高範囲 280 ~ 420m
平均勾配
法面の構造 石積み
開発起源 400年くらい前
水源 用水、溜め池
選定 日本の棚田百選、美しい日本の歴史的風土
保全団体 棚田景観保存委員会
棚田オーナー制度
駐車場
お手洗

アクセス

↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!

公共交通 JR日田彦山線BRT(ひこぼしライン) 筑前岩屋駅下車、徒歩約20分
自動車 大分自動車道杷木ICを出てすぐに県道52号線を北上。途中国道211号線を経由し再び県道52号線を北上、筑前岩屋駅前を過ぎると道路両側に棚田が広がるのでわかりやすい

お問合せ

東峰村農林観光課:tel. 0946-72-2313

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