石積みから土坡へ 過疎・高齢化に抗する安芸山中の棚田

内(うち)| 広島県東広島市

「あぶら瓦」と呼ばれるレンガ色の瓦屋根と白壁の街並みが独特の趣を醸し出す東広島市内の多くの民家は、明治時代に島根の瓦職人がこの地に移り住み、製造技術を広めたといわれています。水分がしみこむと割れやすい瓦に比べ、「あぶら瓦」は水分を含まず寒冷地や酷暑に強い瓦として広く用いられ棚田のある志和地区も、民家と棚田、そして周囲の林の調和を美しく引き立てています。この地区の棚田はかって他と同様に石積みの小さな田でしたが、1990年代の圃場整備で石垣が取り払われ、大規模な土坡の棚田になりました。矩形の棚田は大型の機械が導入可能となり、生産効率は格段に向上しました。これらが、過疎・ 高齢化の進む中山間地域の成功事例としてテレビで取り上げられるなどして、知られるようになりました。
TANADAS掲載地

特産品

酒、牡蠣、蕎麦、エゴマ

周辺スポット

西条酒蔵通り、道の駅 湖畔の里福富、三ッ城古墳、本シャクナゲ自生地、呉市上下水道局三永水源地、深山峡、酒祭り

温泉・宿泊

西条駅周辺にホテルあり(棚田から車で15分程)

基本情報

所在地 広島県東広島市志和町大字内
枚数 500枚
耕作面積 63ha
耕作率 98%
標高範囲 280~450m 
平均勾配 1/7
法面の構造 土坡
開発起源 不明
水源 内川
選定
保全団体
棚田オーナー制度
駐車場
お手洗

アクセス

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公共交通 JR山陽本線八本松駅下車、タクシーで15分
自動車 山陽自動車道志和ICから県道46号線に入り北上。朝日ゴルフクラブを目標に進む。ICから約15分

お問合せ

農事組合法人ファーム志和:tel.082-433-2929

 

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