世界遺産・熊野古道や、熊野那智大社、高さ日本一を誇る那智の滝で有名な那智勝浦町。そんな厳かな雰囲気に包まれた、神域とされる那智山の奥深くに、小阪の棚田はあります。「百選」には選定されていませんが、それに劣らない約500枚の壮観な棚田で、住民のおよそ半数が「Iターン」での移住者です。2005年に設立された「棚田を守ろう会」では、休耕田を復活させる活動に始まり、毎年田植えや稲刈りなどのイベントを行い、「作って守る・支援して守る・参加して守る・食べて守る」など棚田への多様な関わり方を提案しています。田植え前の時期、代掻きに昔ながらの牛を使った牛耕体験の様子が新聞に掲載され、話題になりました。棚田米はオーナー制度の他、地元の産直ショップなどで入手可能です。
TANADAS掲載地
特産品
マグロ、色川茶、さんま寿司、めはり寿司、熊野牛、くろしおイチゴなど
周辺情報
世界遺産・熊野古道(車で35分ほど)、那智の滝、那智大社、西国三十三所第一番札所青岸渡寺
温泉・宿泊
紀伊勝浦駅周辺(車で40分ほど)に、足湯、旅館、民宿多数(那智勝浦町観光協会)
基本情報
所在地 | 和歌山県那智勝浦町大字小阪 |
枚数 | 500枚 |
耕作面積 | 10ha |
耕作率 | 不明 |
標高範囲 | 250 〜 350m |
平均勾配 | 1/5 |
法面の構造 | 石積み |
開発起源 | 江戸時代(推定) |
水源 | 串ノ谷川 |
選定 | 和歌山の残したい棚田・段々畑 |
保全団体 | 有(棚田を守ろう会) |
棚田オーナー制度 | 有 |
駐車場 | 有 |
お手洗 | 有 |
アクセス
↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!公共交通 | JR紀伊勝浦駅または那智駅から町営バス色川線籠行きで「小阪」バス停下車(本数が少ないので時刻表のチェックを) |
自動車 | 那智駅前より県道43号線経由で「小阪」バス停まで道なりに11km、20分 |
お問合せ
那智勝浦町観光産業課:tel. 0735-52-0555
棚田を守ろう会