南北朝時代 城と共に耕作された棚田

持尾(もちお)| 大阪府河南町

河南町は、大阪府南河内地域に位置し金剛山地と葛城山の西麓に広がっています。町はさまざまな古墳や遺跡などの文化財が数多くあり、自然と歴史に恵まれた緑豊かな文化の町です。持尾地区は、河南町東部の山間部に位置し、古くは1332年に楠木正成が築いたと言われる持尾城のあった時代から山間の集落に隣接した棚田で米作りが行われてきました。持尾の棚田は数百m離れた2ヶ所の棚田で構成されており、他地区と同様に春には水を張った田が美しく輝き、夏は青々と茂る稲が人々を魅了し、秋にはたわわに実った稲穂があたり一面を黄金色に染めます。一年を通じ、そんな棚田の魅力を存分に感じ取れる美しい地区です。

棚田オーナー制

なし

地域の特産品

イチジク いちご

周辺のスポット

道の駅「かなん」、真念寺、持尾城跡、弘川寺、大阪府立近つ飛鳥博物館、金山古墳など多数

宿泊・温泉情報

天然温泉一乃湯

基本情報

所在地 大阪府南河内郡河南町持尾地区
枚数 約30枚
耕作面積 約2ha
耕作率 80%
標高範囲 223~253m (Google Earthで調べ)
平均勾配 1/10
法面の構造 混在
開発起源 南北朝時代
水源 湧水、澤水
選定 つなぐ棚田遺産
保存会 有(持尾棚田保存会)
棚田オーナー制度
駐車場
お手洗

 

アクセス

↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!

公共交通 近鉄長野線・富田林駅前からタクシー利用で約20分(金剛バス便は廃止)
自動車 南阪奈道・太子ICから南河内フルーツロードを約6.3km南下した交差点(持尾方面の標識)を左折し500m進むと「持尾地区集落センター」に着く。この集落センターから北東方向700mに「持尾の棚田1」。集落センターから南方向800mに進むと「持尾の棚田2」に着く

お問合せ

河南町農林商工観光課 0721-93-2500

  投稿写真

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