大阪の都心から車で 1時間ほどの距離にありながら、標高564mの三草山の山麓に広がる棚田と点在する茅葺き屋根の民家は、古き日本にタイムスリップしたかのような懐かしい農村風景です。この棚田には「ガマ」と呼ばれる独特の地下水路があり、紀源は400年以上前に遡かのぼるといわれ、貴重な文化的遺産として認知されています。「ガマ」には農業用水として地下水を得るため単体の横穴となっているものと、その横穴を地下で連結しそれが段になっているものの2種類あります。急な谷川を石積みで囲い、上に土を載せて棚田の用地を確保しており、「ガマ」が排水溝の役割も担っています。河谷の水田では排水路にラバーダムを設けて揚水し再利用しています。地元農家にはこの棚田と「ガマ」を保全するための維持管理が任されています。 TANADAS掲載地
基本情報
所在地
大阪府豊能郡能勢町長谷
枚数
200枚
耕作面積
5.9ha
耕作率
約50%
標高範囲
240m~340m
平均勾配
1/5
法面の構造
土坡
開発起源
1590年代
水源
長谷川
選定
日本の棚田百選
保全団体
無
棚田オーナー制度
無
駐車場
無
お手洗
無
アクセス
↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!
公共交通 | 能勢電鉄山下駅下車,阪急バス能勢町宿野行きで約20分、「森上」バス停下車、徒歩約3㎞ |
自動車 | 阪神高速池田線池田木部ICから国道173号線を北上し山下駅を目指す。さらに北上し慈眼寺近くが棚田。ICより50分 |
お問合せ
能勢町観光案内所:tel. 072-731-3737