奥出雲町は島根県南東部に位置し、鳥取県と広島県に接するのどかな山里です。江戸時代から明治にかけて、山を切り崩し水流によって比重選鉱する「鉄穴流し」(かんなながし)で砂鉄を採取する「たたら製鉄」が行われ、この砂鉄採取跡地は棚田に再生され「仁多米」の産地になっています。2014年「国の重要文化的景観」に文化庁より選定、2019年「日本農業遺産」として「たたら製鉄に由来する奥出雲の資源循環型農業」が農林水産大臣より認定されました。棚田が一望できる展望台を設置し、棚田のライトアップイベント「たたらの灯」、子どもたちへの農業体験など様々な活動をしています。船通山から流れ出る石清水で棚田米を栽培し、独自のパッケージ「源流仁多米」として販路拡大を図っています。
棚田オーナー制
なし
地域の特産品
道の駅おろちループでは「仁多米」、雲州刃物を販売。道の駅酒蔵奥出雲交流館では「仁多米」、地酒を販売
周辺のスポット
「絲原家・絲原記念館」、「雲州そろばん伝統産業会館」、「奥出雲たたらと刀剣館」
宿泊・温泉情報
斐上温泉「斐乃上荘」、「民宿たなべ」、亀嵩温泉「玉峰山荘」
耳より情報
奥出雲町には、「たたら製鉄」が育んだ美しい棚田風景がたくさん残されており、日本の原風景を目の当たりにすることが出来ます。ぜひお出で下さい。
基本情報
所在地 | 島根県奥出雲町島上地区 |
枚数 | 61枚 |
耕作面積 | 約6ha |
耕作率 | 100% |
標高範囲 | 450m |
平均勾配 | 1/14 |
法面の構造 | 土坡 |
開発起源 | 不明 |
水源 | 小川 |
選定 | つなぐ棚田遺産 |
保存会 | 有(たたらの灯実行委員会他) |
棚田オーナー制度 | 無 |
駐車場 | 無 |
お手洗 | 無 |
アクセス
↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!
公共交通 | JR木次線出雲横田駅よりタクシー利用で10分 |
自動車 | 松江自動車道木次三刀屋ICから国道314号経由で約40㎞ |
お問合せ
島根県奥出雲町役場農業振興課 tel: 0854-52-2679