村名が神話につながる棚田の村
阿波古代米活用プロジェクトの田植えイベント

府能(ふのう)| 徳島県佐那河内村

佐那河内村は『日本書紀』神代記によると、高天原で天照大神が御田とした名が村名になっています。加えて『古事記』には、村西方の牛小屋地区には三社さんと呼ばれる「天岩戸別神社」が祀られていることから佐那河内村の原点は「棚田」にあると言えます。日本に棚田多しといえど、村の名称が“棚田”に通じる意味を持っているのはおそらくここだけではないでしょうか。棚田は園瀬川を挟んで左岸側の西府能、右岸側の東府能の斜面に石積みの棚田が階段状にせり上がっていて、一枚一枚、奥行きは狭いが横に長く、美しい景観を形づくっています。ほかにも遠野地区、奥 野々地区、野神原地区などにも見事な棚田があります。
土壌は、玄武岩(鉄分)と蛇紋岩(鉄分とマグネシウム)を多量に含んでおり、稲作に適したミネラルが豊富な土壌であること、標高差による寒暖差などで、米の糖度が高くなるといいます。
TANADAS掲載地

阿波古代米活用プロジェクト

地元の会社では古代米の田植え式などを行い、商品化と活性化を行う。
 株式会社 みむら 

特産品

すだち、椎茸、みかん、キウイフルーツ、苺など(直売所「佐那の里」で購入可)

周辺スポット

大川原高原、ヒルトップハウス

基本情報

所在地 徳島県名東郡佐那河内村府能ほか
枚数 110枚
耕作面積 3.8ha
耕作率 80%
標高範囲 210 ~ 300m
平均勾配
法面の構造 土坡、石積み
開発起源 不明
水源 園瀬川、音羽川
選定
保全団体
棚田オーナー制度
駐車場
お手洗

 

アクセス

↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!

公共交通 JR徳島駅下車、佐那河内線のバスで50分、「仁井田」バス停下車、徒歩約20分
自動車 徳島駅より国道438号線で佐那河内村上字仁井田(新府能トンネル手前)を左折すぐ。徳島駅から約50分

お問合せ

佐那河内村役場:tel. 088-679-2111(代表)

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