飯見の棚田は「播磨風土記」に記されており、1300年前から米づくりがなされていた歴史と文化がある棚田地域です。ほ場整備を経て現在に至るまで、遊休農地を出すことなく、米づくりが営まれています。
波賀町飯見地区の住民グループ「飯見夢むら棚田の会」が、農林水産省の「令和5年度豊かなむらづくり全国表彰事業」の近畿ブロックで農林水産大臣賞を受賞していますました。飯見地区には171枚、17ヘクタールのが広がり、耕作放棄田はなく、そのすべてで米作りが行われています。同会は平成17年に発足してから、主に米のブランド化に取り組んでおり、棚田で作る米は農薬の使用量など一定の基準を満たした「ひょうご安心ブランド」にも認定されています。また、同会は「日本政策金融公庫農林水産事業本部近畿地区統轄賞」も受賞しました。棚田米のブランド化、虫送り行事により地域の子どもたちに米への関心を高め、旅行会社と提携したツアーにより訪問した都市住民への棚田保全の取組みをPRするなどされています。
棚田オーナー制
なし
地域の特産品
ブルーベリー、ブルーベリーワイン、自然薯
周辺のスポット
フォレストステーション波賀、波賀城、道の駅みなみ波賀
宿泊・温泉情報
東山温泉、フォレストステーション波賀
耳より情報
「播磨国風土記」の記録に見られるように、宍粟市は「発酵のふるさと」といわれており、発酵の文化や伝統が現在に受け継がれています。
基本情報
所在地 | 兵庫県宍粟市波賀町飯見地区 |
枚数 | 171枚 |
耕作面積 | 17.3ha |
耕作率 | 100% |
標高範囲 | 340 ~390m |
平均勾配 | 1/8 |
法面の構造 | 土坡 |
開発起源 | 平安時代 |
水源 | 小川 |
選定 | つなぐ棚田遺産 |
保存会 | 有 (飯見夢むら棚田の会) |
棚田オーナー制度 | 無 |
駐車場 | 無 |
お手洗 | 無 |
アクセス
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公共交通 | JR播但線・寺前駅下車、駅前からタクシー利用で棚田まで約50分 |
自動車 | 中国自動車道・山崎ICから国道29号を北上。ICより25㎞ |
お問合せ
宍粟市農業振興課 tel : 0790-63-3109