酒呑童子の里、大江山麓の棚田

毛原(けはら)| 京都府福知山市

毛原の集落の起源は中世にさかのぼるほど古く、酒呑童子(しゅてんどうじ)の鬼退治伝説や、百人一首に登場する和歌の舞台として有名な大江山の麓に、等高線状の緩やかな棚田が連なっています。近年はブルーベリー農園や、チャペルを備えたレストランも開かれました。和歌に詠まれた時代とは違い現在では車で1時間足らずで天橋立に行くことができます。2007年には「丹後天橋立大江山国定公園」に指定されました。1997年に棚田農業体験ツアーが始まり、順次オーナー制度や「ワンダービレッジプロジェクト」が立ち上げられています。農産加工所の設置や、ピザ窯作り体験会などを通じて、新規定住者・新規就農者を獲得することで、千年続く集落作りを目指しています。棚田では酒米も栽培され、純米吟醸生酒「大鬼」やどぶろく「棚田の里」が生産されています。
TANADAS掲載地

棚田オーナー制度

icon-gear 募集期間:2月1日~3月10日
icon-gear 会  費:50,000円/1口(1年間)
icon-gear 作業内容:荒起し、代掻き 4月中旬から/田植え 5月上旬/草取り・草刈り 6月~8月/稲刈り、脱穀 9月上旬/収穫祭(交流会)12月上旬
icon-gear 参加条件:上記全ての作業に参加必須
● 地元農家の指導でオーナーが主体的に作業をします。ただし、耕耘機、田植機、コンバインなどの大型機は農家が提供します。
● 週末にお米作りについてみんなと楽しく協働作業ができる方であれば特に条件は無し
● 農作業従事日数は年間10日~15日程度
icon-gear 作業特典:玄米120kgを保証
● その他:各種イベント(ピザづくり、そば打ち、田植え、稲刈り体験等)の参加費用割引あり。
● 野菜作りを希望する方には農地を無償提供
 京都・福知山|毛原の棚田​〈日本の棚田百選〉 

特産品

棚田で栽培した酒米五百万石を使用した純米吟醸生酒「大鬼」、地元のお米を醸造したどぶろく「棚田の里」、甘みのあるモチモチ感のコシヒカリ「鬼力の棚田米」、加工所「毛楽里」で女性が作った珍味「黒豆の粕漬け」など

周辺情報

天橋立(車で約40分)、元伊勢皇大神社、天岩戸神社、大江山、日本の鬼の交流博物館(車で5~10分)

温泉・宿泊

隣接集落に大江山グリーンロッジ(約70名宿泊可)、集落内にコテージ棚田の里(4名宿泊)、ゲストハウス サライ(5名宿泊)

基本情報

所在地 京都府福知山市大江町毛原
枚数 600枚
耕作面積 7ha
耕作率 70%
標高範囲 100 〜 200m
平均勾配 普通
法面の構造 土坡、石積み
開発起源 平安時代以降
水源 谷川水
選定 日本の棚田百選、京都府景観資産、生物多様性保全上重要里地里山、歴史の道百選(元普甲道)
保全団体
棚田オーナー制度
駐車場
お手洗

アクセス

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公共交通 京都丹後鉄道大江駅下車、市営バスかタクシーで約15分
自動車 舞鶴若狭自動車道福知山ICから国道9号、175号線経由(京都縦貫自動車道舞鶴大江ICも利用可 )

お問合せ

毛原の棚田オーナー制度事務局:tel. 0773-56-0951
https://www.keharanotanada.com/

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