JR肥薩線(運休中)一勝地駅から徒歩20分で行ける比較的交通の便が良い棚田です。「つなぐ棚田遺産」として認定されている「くまむらの棚田群」(9ヶ所の棚田)の一つで。この地には鬼の伝説があり鬼が川をまたいで川に口をつけて水を飲んだことからこの地名が生まれたといわています。最上川、富士川と共に日本三急流に数えられ、村を東西に流れるのが球磨川です。鬼ノ口棚田は、その支流の芋川右岸沿いに拓かれており、百選の棚田に認定されています。石積みの石が丸みを帯びているのが特徴で長方形に近い棚田が多く、畔はコンクリートで補強され直線的で整然とした印象を受けます。対岸の山へ登ると棚田の全景を見ることが出来ます。棚田保全は「鬼ノ口棚田保存会」が行っており、耕作率は約90%と高くヒノヒカリやニコマルを栽培しています、球磨村内には他に百選の棚田である松谷棚田があり車で10分ほどで行けます。
TANADAS掲載地
基本情報
所在地 | 熊本県球磨村一勝地 |
枚数 | 80枚 |
耕作面積 | 3ha |
耕作率 | 90% |
標高範囲 | |
平均勾配 | 1/6 |
法面の構造 | 石積み |
開発起源 | 江戸時代 |
水源 | 湧水、小川、河川 |
選定 | 日本の棚田百選 |
保全団体 | 有(鬼ノ口棚田保存会) |
棚田オーナー制度 | 無 |
駐車場 | 無 |
お手洗 | 無 |
アクセス
↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!公共交通 | 八代市街地よりレンタカー利用がおすすめ。九州縦貫自動車道・人吉IC、国道219号経由で村中心部まで約1時間 |
自動車 | 九州自動車道人吉ICから人吉市街地を抜け、国道219号線沿いに球磨村役場方面へ進み、球磨村役場手前で球磨川を渡り県道15号線を南下、一勝地温泉「かわせみ」が目標 |
お問合せ
球磨村産業振興課:tel. 0966-32-1115