高千穂町は宮崎県の北西部にあり、神話の舞台として知られています。平成27年に世界農業遺産に認定された「高千穂郷・椎葉山地域」の一部です。東岸寺扇の峰棚田は、土呂久川と岩戸川の合流地点にあり両河川に挟まれるように位置しています。かつては水利に乏しい集落であり、牛馬に桶を背負わせ渓谷まで水汲みをしていました。現在の用水路が完成したのは1855年で、トンネルを穿つほどの大工事を5200名の農民達が支えました。この水路や農地を維持するため、地域が一丸となって保全活動に取り組んでいます。地元の保育園や子ども会では田植え・稲刈り体験をしていて、地域住民と触れ合いながら農業を後世に伝える場となっています。
棚田オーナー制
なし
地域の特産品
高千穂釜炒り茶、高千穂牛、蜂の子、椎茸
周辺のスポット
宿泊・温泉情報
耳より情報
早朝が冷え込んでくる11月、条件がそろえば雲海を見ることができます。
基本情報
所在地 | 宮崎県高千穂町大字岩戸 |
枚数 | 440枚 |
耕作面積 | 約30ha |
耕作率 | 97% |
標高範囲 | 360 ~430m |
平均勾配 | 1/5 |
法面の構造 | 土坡 |
開発起源 | 安政~昭和 |
水源 | 湧水、小川、河川 |
選定 | つなぐ棚田遺産 |
保存会 | 有(東岸寺水土里みさと会、東岸寺用水組合) |
棚田オーナー制度 | 無 |
駐車場 | 無 |
お手洗 | 無 |
アクセス
↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!公共交通 | 延岡駅→高千穂バスセンター(バス ごかせ号 70分)、更にタクシー利用15分 |
自動車 | 東九州自動車道・延岡ICから九州中央自動車道経由で45分 |
お問合せ
高千穂町農地整備課 tei:0982-73-1211