トンネルを抜けると現れる桃源郷

井仁(いに)| 広島県安芸太田町

トンネルを抜けると現れる桃源郷「いにぴちゅ」。ここは四方を山に囲まれ、秘境に見えることからそう呼ばれています。
集落ができた歴史は約600年前までに遡り、山を開墾して出た石を手作業で積む野良積みで 棚田が形成されました。井仁に残る最も古い石垣は戦国時代のものと推測されています。
集落から数㎞離れた山中から水路を引き、その水を利用して米作りを行っています。世界自然遺産の屋久島の縄文水や白神山地の湧水に匹敵する水質で、石垣の輻射熱や気温の日較 差などの良好な環境が品質のよい米を産出しています。4 ~5 月の田植えの時期、 9 〜 10 月の稲刈りの時期は、棚田の景色を見るために多くの人が訪れ、2015年にアメリカのニュース専門放送局 CNNの「 Japan’s 31 most beautiful places (日本の最も美しい場所31 選)」に選出され、近年は海外からの観光客も訪れています。
TANADAS掲載地

棚田オーナー制度

icon-gear 募集期間:随時
icon-gear 会  費:4万5千円
icon-gear 作業内容:田植え、草取り、稲刈り、脱穀
icon-gear 参加条件:特になし
icon-gear 作業特典:玄米120キロ~150キロ(作付面積や天候によって収穫量が変わる)

イベント

6月第一日曜:農業体験会「田植え」
10月第一日曜:農業体験会「稲刈り」

棚田米販売

井仁棚田米は通年で、町内の道の駅や産直市場などで購入できる。ふるさと納税でも入手可能

特産品

祇園坊柿

周辺スポット

棚田カフェ イニ ミニ マニモ(井仁集落内)、三段峡(国の特別名勝)

宿泊・温泉

温泉保養旅館「グリーンスパつつが」(車で15分)、ほかにも旅館、民宿など多数
問い合わせは一般社団法人地域商社あきおおた

基本情報

所在地 広島県山県郡安芸太田町中筒賀井仁
枚数 324枚
耕作面積 8ha
耕作率 50%
標高範囲 450 ~ 550m
平均勾配 1/6
法面の構造 石積み
開発起源 室町時代前期(約600年前)
水源 湧水(1940年に完成した用水路)など
選定 日本の棚田百選
保存会 いにぴちゅ会
棚田オーナー制度
駐車場
お手洗

 

アクセス

↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!

公共交通 広島市のバスセンターから広電バス三段峡行きに乗車し「戸河内ICバスセンター」で下車、井仁まではタクシーを利用
自動車 中国自動車道戸河内ICから国道186号線を南下、県道303号線へ。途中のトンネルを抜けたところが棚田。ICから約4㎞

お問合せ

いにぴちゅ会:tel. 0826-32-2085
http://initanada.yamanoha.com/
一般社団法人地域商社あきおおた:tel. 0826-28-1800

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