鈴鹿山麓、みつまたが群生する集落の棚田

坂本(さかもと)| 三重県亀山市

坂本は、小さな盆地状の地形に棚田があり、そのほぼ中央に集落がある珍しい里村です。また石積みにも特徴があり、大きな石は下に、小さな石は上に積み上げ、角には大きな石を使って土台を安定させています。5〜6個の石で1個の石を囲むようにして積み上げられた石積みが、400~500年前からいまだに残っています。明治8年に作成された反別地押番号帳によると、田一枚の面積はわずか11・7㎡程度で、まさに千枚田であったと想像されますが、明治中期から徐々に整備と工事を行い、現在のゆったり広がる棚田となりました。東京から大阪までを結ぶ全長1697kmのハイキングコース東海自然歩道の近くにあり、周辺には和紙の原料となるみつまたが群生し、春先には黄色の丸い花を咲かせています。
TANADAS掲載地

特産品

亀山茶・和紅茶(紅ほまれ)・亀山のロウソク・亀山ポーク

周辺スポット

野登山(ブナの原生林、樹齢数百年の大杉)、鈴鹿山麓の石水渓(キャンプ場あり)、東海道の宿場「関宿」、東海自然歩道(1974年に完成した東京から大阪までを結ぶ全長1697kmのハイキングコース)

宿泊・温泉

日帰り温泉施設「白鳥の湯」、市街地に数軒のビジネスホテルあり

基本情報

所在地 三重県亀山市安坂山町坂本
枚数 440枚
耕作面積 21ha
耕作率 40%
標高範囲 170 ~ 350m
平均勾配 1/10
法面の構造 土坡、石積み
開発起源 400~500年前から
水源
選定 日本の棚田百選
保全団体 坂本棚田保存会
棚田オーナー制度
駐車場
お手洗

アクセス

↑↑↑ 航空写真に切り替えると棚田の全景を見れますよ!

公共交通 JR亀山駅から野登・白川地区自主運行バスで坂本棚田バス停下車(本数少ない)
自動車 東名阪自動車道亀山ICから国道1号小野町西交差点を右折、川を越えた交差点を左折、県道302号線を経由し、「坂本棚田」の看板を右折

お問合せ

亀山市役所産業建設部産業振興課農業グループ:tel. 0595-84-5082
亀山市観光協会:tel. 0595-97-8877

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